提携カードの発行
現在、九信販の会員数は19万人。当社の最大の営業財産はカードホルダーであり、このカードホルダーを獲得するためもっとも有効と考えられるのは提携加盟店網の拡大であり、現在5,479店の加盟店ネットワークを有してます。より多くの方に九信販カードを利用していただくために、生活者に密着したホームセンター、メガネショップ、カー用品店など、さまざまな業態へのクレジット決済の提案により新規加盟店の拡大を進行中です。
九州日本信販情報センターの開設
平成17年10月、増え続けるクレジット申込みの審査・事務処理・債権管理の集中化を目的として、北九州市八幡東区東田のメディアパーク内に設立。これによりお客様へのサービスの向上を行うとともに、営業部門との連携を強固にし、他社が追随できない「顧客サービスの創造」の実現に向けて、邁進中です。
この九州日本信販情報センターの完成により、一連の業務集中体制の基盤が完成し、今後は、より運用面での効率化を目指して参ります。
J / secureの導入
ネットショッピング時におけるカード番号不正盗用防止処置を図るため、当社が発行するJCB機能を付帯するカード全てに対して、カスタマーサービス向上のため、株式会社ジェーシービーが展開する「J/secure」を導入いたしました。これにより、増加するサイバー犯罪から安心してネットショッピングが可能となります。
※J/secure利用には、九信販WEBサービスの登録が必要になります。
※J/secure対象の加盟店以外では、セキュリティコード入力等による
通常のネットショッピング取引になります。
加盟店顧客管理システムの導入
データーベースマーケティングを駆使し、提携加盟店様のカード会員管理システムを構築いたしました。これにより会員様ひとりひとりにタイムリーなメッセージを発信するワン・ツゥ・ワン・マーケティングを推進中です。また、加盟店様の顧客管理効率、マーケティング効率を上げるだけでなく、会員様の購買活動における効率を上げるものであり、今後は、特定顧客を起点とした提案型マーケティング(リコメンデーション)の実現を目指しております。
新たなる成長ステージへ
現在、当社のカード会員数は19万人(平成25年3月31日現在)に達しています。これは他社に先駆け、加盟店様の独自デザインを可能にしたウルトラグラフィックカードの開発にあります。これにより発行期間の短縮化を図り、比較的発行規模が少ない加盟店様のオリジナルカードを、ローコストで発行することを実現しました。もちろんJCBインターナショナル機能付きです。
また、ICカードを中核とした次世代型顧客戦略の一環として、平成14年よりカーオーナーを対象にし、快適・安心なカーライフをサポートする「ETCカード」を発行いたしております。今後もさらにセキュリティを高め、多機能で利便性の高いカードネットワークを作り上げて参ります。
しかし、カード会社の再編、異業種からの参入が進む中、競争もますます激化し、これまでと違った新しいステージで競い合っていかなければなりません。カードが飽和状態で、個人の選択肢が拡大する中で「選ばれ続けるカード会社」を目指していくとともに、当社の強みである地域商店とのつながりの強さ、伝統に裏打ちされたノウハウを生かし、加盟店様との独自の関係も築いていきます。
「地域に根ざしたハイパフォーマンスなカードネットワーク」をめざして、九州日本信販はこれからも前進し続けます。クレジットビジネス九州NO.1企業を目指す、当社の変革と挑戦にご期待ください。